鼻の日帰り手術
当院では、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻中隔弯曲症、肥厚性鼻炎に対して、
内視鏡を使用して、局所麻酔で、「日帰り手術」をしております。
手術時間は30~40分です。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)とは、黄色で粘りのある鼻水や鼻づまりなどの症状が長く続く病気です。悪化すると「鼻たけ」と呼ばれるポリープができます。鼻の中に膿がたまって、頭痛がします。飲み薬で治療しても改善しない場合は、手術が必要です。鼻中隔弯曲症
鼻の中央にある「仕切り」を鼻中隔といいます。鼻中隔弯曲症は、鼻中隔が左右に大きく曲がり、鼻づまりを起こす病気です。鼻づまりが改善しない場合は、手術が必要です。肥厚性鼻炎
肥厚性鼻炎は、鼻の粘膜が炎症を起こし、腫れたまま元に戻らないで、鼻づまりが長く続く病気です。炎症を抑える薬をまず使いますが、鼻づまりが改善しない場合は、手術が必要です。当院では、すでに1000件以上、鼻の「日帰り手術」を行っております。
「鼻の手術は入院しないとできない」、という病院も、まだかなり多いです。当院では、患者さんのお仕事などに影響がなるべく出ないように、入院しないで、「日帰り」で、手術を行います。
鼻の「日帰り手術」の手順
◎まず、手術前に検査(CT検査、内視鏡検査、採血検査など)をして、手術の予約をします。
CTの画像をご本人に見ていただき、納得していただいた上で、手術方針を決め、手術日程を予約します。
CT検査は、他院と連携して行っております。平日の午前中に来院していただければ、当日中にCT検査ができます。
◎手術2、3日後、再来していただき、ガーゼを抜去します。
◎その後、週に1、2回、通院していただき、鼻の処置をします。
●両側の鼻に、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)がある方は、片方ずつ、2~3週間、間をあけて、2回手術が必要な場合があります。
手術費用は、手術の内容により異なります。手術方針を決める際に、医師から説明いたします。日帰り手術のため、入院費用がかからず、患者様の負担が少なくしております。
●手術は、予約制です。
手術は、毎週、月、火、金曜日の、午後1:45~、行っております。
●手術で医療費が高額になる時、「限度額適用認定証」を事前に窓口に提示すると、患者様の収入(所得)に応じて、治療費の支払いが軽減される場合があります。
「限度額適用認定証」の発行をご希望する方は、事前に、
◎ 社会保険 の方は、 加入されている保険協会に、
◎国民健康保険の方は、 市区役所に、 ご相談ください。
診療案内
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